映画『こどもつかい』について考察
2016年7月1日(金)、映画『こどもつかい』の制作が発表されました。主演・滝沢秀明、共演に有岡大貴、門脇麦。監督は『呪怨』などのホラー映画を手掛ける清水崇。本作ももちろん、ホラー映画です。
清水監督の代表作といえる「呪怨」は、“としおくん”という男の子が出てくる有名なホラー映画。『こどもつかい』もタイトル通り、「こども」がテーマのホラー映画です。おそらく、清水監督は「こども×ホラー」が得意なのでしょう。ということは、本作も『呪怨』のような話題作になり得ます。もちろん『呪怨』のような怖さがあるんだと思います。
ホラーNGという友人らに、
「コワクナイヨ!ダイジョウブダヨ!」
と言い続けていますが、多分怖い(笑)。
ちなみにわたし、映画は大好きですが、ホラー映画は専門外。正直、苦手です。しかし、『こどもつかい』を楽しむために、「ホラー耐性をつけよう」と思っています。そして、その第一弾として2016年公開「貞子VS伽倻子」を一人で観に行きました。
結果。
怖すぎて泣きました。
観ながら叫びました。
でも「おもしろかった気がする…もしかしてクセになっている?」って思ってしまうのは、根っからの映画好きだからでしょうか。しかし、第二段はまだ開催されておりません。
『貞子VS伽倻子』を観たあとに、『こどもつかい』のあらすじを読み、「もしや……」と思ったことがあります。まずは、簡略化したあらすじをご覧ください。
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とある郊外の街で、子供たちが次々と行方不明に。さらに、その周辺で、大人たちが不審な死を遂げるという不可解な事件が起きた。地方新聞記者の江崎駿也(有岡大貴)は、この事件に興味を持ち、追い始める。一方、駿也の恋人で保育所に勤める尚美(門脇麦)は、母親がいなくなってしまった男の子を預かることに。そこへ、事件の鍵を握る謎の男“こどもつかい”(滝沢秀明)が忍び寄り、男の子がいなくなってしまった―。
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どうです???
「もしや、本当の主演って江崎駿也である、有岡大貴なのでは?」と思いませんか? 私は思いました。
申し遅れましたが、私は有岡大貴のファンであります。だから、苦手なホラー映画を好きになろうと努力しているのです。そんな有岡担が「『こどもつかい』の主役って、有岡くんだと思うんだ!」と言ったところで、「また頭のおかしいこと言っているよ」と思われるだけです。しかし、今からお話しすることを友人に伝えたところ、「たしかに…」という反応をいただきました。
「これは私の妄想ではない」ということを残しておきたく、筆をとった次第です。
前置きが長くなりましたが、《映画『こどもつかい」』本当の主人公は有岡大貴説》を立証していきます。
想像しやすくあらすじをまとめると
<こどもが誘拐され、その周辺の大人が次々と不審な死を遂げるという不可解な事件を追う、新聞記者役の有岡くん。保育所で働く恋人役の麦ちゃんもその事件に巻き込まれ、二人で謎を追う。その事件の原因となる男がタッキー扮する“こどもつかい”。>
こどもでも分かる『こどもつかい』風に書くと、
<悪者(こどもつかい・タッキー)をやっつけようと戦うヒーロー(有岡くん)とそのヒロイン(麦ちゃん)>
ここまでくると、ほぼ有岡大貴が主役です。なんたって、ヒーローですから。まぁこれだけでは、「有岡担がうっせぇなぁ」って思われるでしょう。
では、『貞子VS伽倻子』で考えてみましょう。この映画の主人公は八乙女光……じゃなくて、山本美月。役どころは、貞子と伽倻子による死の連鎖を止めるために奮闘する女子大生。友達が犠牲になったりして、なかなかヘビーな役。今思い出したんですけど、『貞子VS伽倻子』に『呪怨』のとしおくんが出てきます。めっちゃ怖かったなぁ......。
さらにもうひとつ。これはホラー映画ではないのですが、「シン・ゴジラ」を思い出してください。ゴジラが主人公っちゃ主人公ですが、メインで動いているのは、ゴジラの誕生によって崩れる世界を守ろうと闘う人たち。キャラの濃い演者がたくさんいましたが、一応長谷川博己さんが主演です。
ということで、これらの考えを『こどもつかい』に当てはめてみましょう。
滝沢秀明扮する謎の男“こどもつかい”が巻き起こす事件に巻き込まれるのが、有岡大貴と門脇麦。ストーリの主軸は“こどもつかい”と言えますが、物語を進めていくメインキャラクターは、新聞記者の有岡大貴さんですね。
貞子・伽倻子=ゴジラ=こどもつかい
メインキャラクターとは:
物語や舞台でストーリー展開の中心となる人物。
主役の人物・主役・主人公・主要人物・メインキャスト・主演・主演者。
主人公でした。
有岡くんが主役です。
主演・有岡大貴
どうもありがとうございました。