映画『こどもつかい』について考察③
映画本編観てないのに、考察してるのめっちゃ頭悪くて私っぽいな。と思った。
さて、いよいよ明日、映画『こどもつかい』公開です。実感がわきません。おかげさまで、舞台挨拶も無事にチケット取れたので、安心して観に行けます。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
話は変わりますが、
「江崎駿也は23歳か25歳だったような……」
って思ってずっと考えていました。
しかし、駿也は有岡くんより年上らしいです。26歳よりは上ってこと。私はどこで、23歳か25歳って情報を得たのでしょう。きっと妄想です。
そんな妄想ばかりを書いてきましたが、ここからは妄想ではない話をします。インタビューを読み漁って得た、ストーリーにまつわることだったり、関係のないことだったりを読みにくく書きます。
「呪怨」の俊雄くんって分かりますか? 本作は、俊雄くんへのオマージュだそうです。昔の作品との繋がりとか、そういうの大好きなので、ワクワクします。
「笑顔を封印した有岡大貴」
これめっちゃかっこいいですね。観たくないですか? 有岡くんの武器である「笑顔」を封印した姿。観たいよね、映画館へ行くしかないなぁ。
有岡くん演じる江崎駿也は、タッキー先輩演じるこどもつかいのことが〈みえない〉設定。同じシーンがほとんどなかったというのは、〈みえない〉という設定があるからなのかな。
物語中盤、駿也たちはこどもつかいと対峙。それまではほとんど、こどもつかいは出てこないんだって。シルエットだけだったり、なんとなく存在が感じられたり......。こどもつかいとの対峙シーンは、静岡県にある廃墟で撮影されたそう。元結核患者の隔離病棟。廃墟での撮影で有岡くんはオールアップ、なはず。
ちなみに「静岡県 廃墟」で検索すると、たくさん出てきます。静岡は廃墟パラダイス。
廃墟に入って行くときに古びた扉を力の限り開けるシーンは、本当に残っていた開くかわからない扉を有岡くんが頑張って開けたらしい。
撮影初日は、群馬県。前橋のEKITAという商業施設のフロアを貸し切って撮影したそう。
そこで起きた心霊現象。
非常階段で聞き込みをするシーン撮影中。リハではなかった雑音が、本番になるとどうしても入ってしまいなかなか進まない......
しかしこれは、心霊現象ではなく、上のフロアで行われていた英会話教室の声だった。というオチ。オバケかも......とビビってたのは有岡くんだけっぽい。すき。
ショッピングモールで、大きな棚が駿也に倒れてきてギリギリのところで回避する。というシーンは、スタッフさんと何度も練習してやったんだって。見所の1つだな、と思ってます。プチアクションシーンぽさ〜。予告編でも観られる、エスカレーターからのSHOCK落ちもアクションになるのかな。楽しみ。
映画冒頭、駿也が上司から嫌味を言われるシーンでは、物に当たって地団駄を踏むっていうアドリブが見事採用!! いろいろアドリブ入れたみたいだけど、「それいらない」って言われたことも。個人的にとても楽しみなシーンです。
尚美は過去になんかあったみたいで、回想シーンが結構幻想的になってるらしい。尚美の過去も全て受け入れて守り抜く江崎駿也絶対かっこいいな。
駿也とあるキャラクターのやりとりが一瞬コメディみたいになる。ここすごい好きなシーンになりそう。コメディになるから、ホラーじゃなくなるよ!
全体的に昼間のシーンが多い。確かに予告編観ると昼間っぽい。かなりフィルターかがってる風だけど。昼間ならきっとそんなに怖くないよ!!!
駿也と尚美がお互いの思いをぶちまけ合うシーン。怒鳴り慣れてない感じが出ていて、それが駿也らしい。って最高。ここで何を尚美から言われるのかハラハラしてしています。
映画の中で唯一のハッピーなシーンは、親が行方不明になった園児・蓮くんと駿也(たち)の家で過ごすところ。
台本には<オムライスを作って食べる>っていうト書きしかなく、ほぼアドリブ。
オムライスが大好きな有岡くんは、このシーンのとき浮かれていたというタッキー先輩談。
蓮くん役の遙斗くんが「なんでなんで」星人だったらしく、答えるのに困ったとかいう裏話。ほっこり〜。
おそらくこの一連のシーンで、お布団を敷いて、ダイブする場面があるのかと。これが伊野尾くんのいう「布団シーン」だと思うので、決してR-18の「布団シーン」ではないので!!!そこんとこよろしく。
空き時間はほとんど座ってなかった有岡くん。現場で座らない、高倉健さんと同じですね。まぁ有岡くんは「お菓子を食べ歩いていた、落ち着きがない」という理由らしいけど。でもやってることは健さんと同じですから。不器用ですから。
タッキー先輩から、撮影中の有岡くんを見て「肉体的にも精神的にもいろんなことと戦ったんじゃないかな」という素晴らしいお言葉をくださいました。
そんな有岡くんの姿を大きなスクリーンで観られる貴重な機会です。
「映画という大きなスクリーンで見ると、自分の表情の作り方とかタイミングとか、粗が目立つなって思った。もっと出来た」
私は有岡くんのファンだから、有岡くんのことをべた褒めしたい。だけど、有岡くんが「もっと出来た」というなら、どんなところが「もっと出来た」のか、「粗が目立つ」のか、しっかり観たいですね。映画ファンとしても、ちゃんと観たいと思っております。
映画の公開期間は、約1ヶ月が目安。ウカウカしてると、あっという間に上映は終わってしまいます。
映画館へ行きましょう!
友達と行きましょう!
怖いなら、素直に怖がればいい!
それが映画だ!
最後に、私が感銘を受けた有岡くんの言葉を。
Q.演技をやるうえで気をつけているポイントは?
「自分を見せるのではなく、いかに作品をよくできるか。バラエティーや歌の仕事は自分を出さなきゃいけないものなので、そこは真逆ですね」
2017年6月17日全国ロードショー
映画『こどもつかい』